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少し古い絵になりますが、こんな感じで塗っております。
1. まずは線画を、市販の漫画用原稿用紙(ケント紙、135kgのもの)に描きます。コピー用紙や画用紙やスケブではペンが引っかかるし、ゴムかけると磨耗するし、コピックがにじんではみ出すし、重ね塗りをすると破れるのでだめっぽいです。漫画用原稿用紙(上質紙、135kgのもの)もありますが、ケント紙に比べて水分を吸いやすくコピックの減りが早いので、紙代が多少高くてもケント紙のがよいかと思われます。個人的にお勧めはDeleterのBKタイプ(40枚で600円)です。
2. 肌部分をE000とR00で塗ります。まずE000で肌部分全体をベタで塗り、次に影の部分(全体の30%ぐらい)をR00で重ねて塗ります。薄い肌が好のみの場合はベタをE0000で塗ると良い感じですが、デジタル化する予定がある場合、スキャンしてもうまく色が出ないので要注意です。
3. 各キャラのイメージカラーを決めて、髪と服を塗ります。今回は無難に1人1色、左の子が黄色、右の子がピンクでまとめました。黄色い子は、E30, E43, Y15, YR14。ピンクの子はRV91, RV32, RV34です。薄い色から塗り、影が特に暗くなる部分は乾いてから二度塗りをします。白いシャツの影は、昼光色下においてはグレーより青側になりますので、N1とB91を使っていますが、C1付近があれば最適です。
4. 背景を塗ります。草地と葉はG12とG24とYG63、幹はE30とE43, 山はBG70とN1, 空はBG70とB91とB93です。薄い色から塗りますが、背景の主張が強いとキャラが死んでしまうので、二度塗りはしません。山や空などの遠景は彩度が落ちて霧がかかったような色になるため、全面的にBG70(Ocean Mist)で下地を塗りつぶしてしまってよいでしょう。その上で、山は手前にあるものほど彩度と濃度が上がります。一方、空は中心部は霧の色(晴れていても)で、周辺部になるほど青味が強くなります。また、大面積をささっと薄めに塗るのには、コピックの平らな方を使います。背景の彩度が上がりすぎてしまった場合は、N1を軽く重ねて彩度を落とします(地面がそうしてあります)。
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